子育てあれこれ3

マケドニアでは子供の歯がはえたら、
それを一番に見つけた人が
その子にブレスレットをプレゼントしてあげるそうです。
そして、子供の両親はその第一発見者に
何かプレゼントしてあげないといけないんだとか。

もぅ、ずいぶん前のことになってしまいますが、
もともと子供が7カ月を過ぎた頃から、
もうすぐ歯が生えてくるかな~♪
と毎日気にかけていた私。
親として、母親として、子供の初めての歯は、私が一番に発見したい!
と思い、当時は毎朝起きたら一番に歯のチェックをしてました(笑)
そして、ついに発見したのです!
ちょこんと小さな真っ白な歯が、息子の小さなお口の中に生えているのを!
とってもとっても嬉しくて、皆に即報告し、
晴れて私が第一発見者となったのでした。

こちらがそのブレスレット。
20140204_114931

たいてい名前と誕生日を刻印するそうで、
表には息子の名前が彫られています。
20130806_223551本来はずっとつけておくものらしいのですが、
息子のぷにぷにの腕には食い込んでしまうので、
今は着けずに大切に保管してあります。
20130806_223513

そして、今回母親の私が第一発見者だったので、
息子の父親、ダーリンが私に何かプレゼントしないといけないのです。
ということで、私は白いサンダル(当時は夏だったので)
を買ってもらいました♡

日本でも、赤ちゃんの髪の毛で筆を作って
記念にしたり、お宮参りやお食い初めなど
赤ちゃんにまつわる色々な習慣がありますが、
マケドニアでも”こんなことするんだ~”
と思うような習慣が色々あるようで、
これからも色々と経験しそうです(*´∀`)

最近はまっていること

マケドニアでよく見かけるチョコレートで、
KRAS(クラッシュ)というメーカーがあります。
色んな種類のチョコレートがあり、どこのスーパーへ行っても
必ず何種類かここのメーカーのチョコレートが売ってます。
クロアチア製のチョコレートだそうですが、
スコピエ市内にはKRASの専門店もあります。

そんなKRASの
ZIVOTINJSKO CARSTVO(ジヴォティンスコ ツァルストヴォ)
という舌を噛んでしまいそうな名前のチョコレート。
アニマルキングダム、ということなのだそうですが、
最近このチョコレートにはまってしまいました。
20140218_133302

もともと子供向けのチョコレートで、
中にはとっても薄いチョコレートが1枚と、
動物のシールが1枚入っています。
20140218_133440

今まであまりこのシールについて気にしたことはなく、
色んな種類があるんだな~と思うくらい。
でも、マケドニアでは子供のいるお家に行く時は
チョコレートを持っていくのが習慣。
息子にはチョコレートをあまりあげないようにしていますが、
このチョコレートを頂いたり、買う機会が多くなりました。

そんなある日、ダーリンがこのシールを貼るアルバムを買うから
シールは捨てないでとっておいて。 と言い出しました。
アルバムってなんか面倒くさそう・・・(・ε・`o)
しかも蛇や昆虫など、あまり私の好きではない類のシールも多く、
どんどんたまっちゃうので、さりげなく捨てちゃってたんです(笑)
ところが、昨日ダーリンが買ってきた
その”アルバム”を見て一気に気が変わってしまいました。

こちらがそのアルバム↓
20140218_13355620140218_133646
想像していたのとはだいぶ違って、一冊の本のようになっています。
お値段も96デナル(200円程)ととてもお手頃。

番号通りにシールを貼ると、 その動物についての説明を読むことができます。 20140218_133740全部そろえたら、ちょっとした動物図鑑のようになっちゃいます。

20140218_133804
動物についてのクイズのページがあったり、と
内容も盛りだくさん。
マケドニア語が読めなくて残念ですが、なかなか面白そう。
今までのシール、捨てるんじゃなかった、
と少々後悔しております(´・ω・`)。

このアルバムは以前からあるようで、ダーリンもその昔、
チョコレートを買ってはシールを集めて
アルバムを完成させていたようです。

本来なら子供が楽しむものなのでしょうが、
昨夜もさっそくどっちがシールを貼るかで、
ダーリンとアルバムの取り合い。
チョコレートを開ける時、どんな動物のシールが入っているかな、と
わくわくしたり、なんだかすっかり楽しんでます♪

動物は全部で250種類。
全部揃えるには相当時間がかかりそう。
と言いたいところですが・・・

20140218_222106

今夜スツルガからスコピエにやってきたお義母さん。
チョコレートを御土産に持ってきてくれました。
1人4枚ずつ。
ダーリンと、私と、ちびっこと、ダーリンの妹へ。
意外とすぐに集まりそうです('v')
食べ過ぎに注意しないと~(笑)

マケドニアの治安

海外旅行をする際に、気になることと言えばその国の治安ですよね。
マケドニア全体としては比較的治安は安定しているようで、
私自身、治安が悪くて危険だなー、とか、怖いなー、と
感じたことは今のところありません。
とは言っても、やっぱりここは外国。
日本ではありえなかったことが起こったりしてしまうのです。
ということで、今回はマケドニアの治安について、
私のまだ数少ない体験等の中から気になったことを書き記しておこうと思います。
P1040938

まず、マケドニアには日本人やアジア系の住民はとても少なく、
黒人さんもほとんど見かけたことがありません。
特にダーリンの実家のあるスツルガ市は小さな町なので、
外国人はほとんどいない様子。
夏の観光シーズンは海外からのお客さんもたくさん来て賑わうのですが、
そのほとんどが近隣ヨーロッパからのお客さん。
私は明らかに“外国人”なのです。
アジア人がよっぽどめずらしいのか、
すれ違う人々の視線をつきささるように感じることがあります。
とは言っても、日本人に対して好意を持っている方が多いようで、
今までに日本人、ということで嫌な思いをしたことはありません。
それでも、ぼったくられたり、付け込まれたりしないように、とか
何となく後ろ前を気にしながら歩いたり、と1人でいる時は
特に気を遣うようにしています。

そんな中よく聞くのは、タクシー等で客が外国人だと分かると
倍の料金を請求したりする、ということ。
マケドニアではタクシーは主要な交通手段。
日本とは比べようもないほど安く、ちょっとの距離でも
何も気にせずタクシーを呼びます。
もちろん親切なドライバーさんも多いですし、
私の場合ダーリンや、現地の人と一緒の時しかタクシーに乗ったことがないので
今までにトラブルにあったことはありません。
でももし可能なら、事前に料金の下調べをしておいて、タクシーに乗り込む前に
ドライバーさんに希望地までだいたいいくらになるか聞く、など
ちょっと気をつけておくと、後でびっくりするような料金を
請求されることはないかもしれません☝。
長距離の依頼をする時は、ダーリンも乗る前にドライバーさんに
いくらくらいかかるか聞いたりしているようです。

またマケドニアにはロマの子供たち(ジプシー)があちこちにいます。
例えば、大きな通りの信号付近で子供たちが待ち構えており、赤信号で止まった車に
2~3人でかけより窓拭きを始め、お金を請求してきたりします。
多くの人はクラクションを鳴らしたり、ワイパーを無理やり動かして
追い払おうとするようですが、中にはいくらかコインをあげる人もいるようです。
他にも風船やキッチンタオルをを売り込みに来る子供たちを見かけたことがあります。
20140120_152305

私が体験したことと言えば、大型スーパーのトイレに入った時のこと。、
小学生くらいの女の子が2人おり、突然私に何か話しかけてきました。
私は訳が分からなかったのですが、その子たちは私に手を差し出してきて
どうやら「お金をくれ」、と言っているようでした。
私は初めてのことに戸惑い、Sorry, I can’t understand!
と言って用も足さず、トイレからそそくさと出て行きました。
日本ではこのようなことはまずないので、対応に困ってしまいますよね。

そして、今までで一番ひやっとしたのは、スコピエ市内で
バスに乗ろうとした時のことです。
それは暗くなりかけた夕方でした。
バス停ではたくさんの人がバスを待っており、込み合うのは予想できました。
スコピエ市のバスは乗車時に運転手さんに料金を支払います。
バスが到着し、一斉に皆がバスに乗り込もうとし、バスの入口は
押し合いになりました。
その時一緒にいたダーリンは、自分が2人分のお金を払うから
私には席をとるように、と言いどんどん先に行ってしまいました。
ぎゅうぎゅう押されながらバスに乗り込もうと必死だったのですが・・・
ふいに肩から下げていたカバンが後ろにひっぱられているのに気付きました。
私は確かに自分の体の前にカバンを持つようにしていたので、
おかしいな、と思いつつカバンを自分の体の前に引き寄せました。
すると、カバンが開いていたのです。
その時は、閉め忘れてた!と思い、すぐに閉め、
また前へ前へとおしくらまんじゅう。
すると、またかばんが後ろにひっぱられるのです。
もうっ!と思いまた自分の方へ引き寄せると
んんん?!今閉めたはずのかばんが開いてる!!!!
しまった!と思いとっさにカバンの中に手を入れて、
財布があるか確認しようとすると、
何か ”ヒヤッ” とする物に私の手が触れたのを感じました。
そう、それは人の手。
私のカバンの中を物色する人の手ぇぇぇぇぇぇ・・・・・・・

ぎゃーーーーーーーーー!!!!!!!!!(コレ心の叫びなりwww)

ばっと振り返ると、私の後ろにいたおじさんが一瞬 ”にやっ” としたように
見えたのですが、すっと私のカバンから手を抜き、
何食わぬ顔で運転手にどこ行きのバスか聞くふりをして乗ってきて、
そのまま降りてどこかへ行ってしまったのです。
とっくに支払いをすませ席も確保していたダーリンの元へ必死でたどり着き、
必死で今起こったことを説明し、
必死で財布やカバンの中身を確認し、
幸い盗られた物はなさそうなので一安心。
”なんで気づいたときに大声で叫ばなかったんだ!”
とダーリンに怒られ、確かに(;´・з・)・・・と思いつつも
びっくりしすぎて声も出ず、私の頭はパニック状態なのでした。

CIMG4966その時持っていたのがこのカバン☝
ごらんの通り簡単に開け閉めできちゃいます。

ダーリンのお母さんもバス停で財布を盗まれたことがあるそうなのですが、
スリや置き引きは日常茶飯事。
これはマケドニアに限った事ではないのですが、
日本から一歩外へ出る時は、
身につける物にも十分気をつけた方が良さそうですね。

手作りキフリ

マケドニアでのパーティーに行くと、必ずといっていいほど
食卓に並んでいる小さなパン、キフリ。
ある時「作り方を覚えてみたいな~」と何気なく言ってみると、
ダーリンの親戚のおばちゃんが、作り方を教えてくれました。
ので、ここへ作り方をご紹介しようと思います!

(材料)
1 生イースト 40g (ドライイーストでももちろんOKです!)
  砂糖    少々
  小麦粉   少々
  温水    少々

2 小麦粉   1kg
  砂糖    手のひらいっぱい
  塩     小さじ2杯
  サラダ油  200ml

3 牛乳    500ml (人肌ほどに温めます)

4 卵     1~2個
  ごま    少々
  バター   少々

(作り方)
1.1の材料を小さな器へ入れ混ぜます。
1
2.2の材料をボールへ全て入れ、1のイーストが少し膨らんだら、2のボールへ入れます。
2
3.1と2を少し混ぜたら、3の温めた牛乳を2のボールへ入れます。
3
4.少しこねて粉っぽさがなくなったらテーブルの上など平らな所でこねます。
4+
5.一まとめにボールのようにして、テーブルの上にドカン!
  と投げたりしながら空気を抜き、さらにこねます。
  ここで、長くこねるとより良いそうです☝
4
6.こね終わったら、20分くらいねかせます。
  ボールの中へ入れ、タオルなどをかぶせておきます。
  温かいところへ置いておくのが良いそうです。

7.生地が膨らんだら、丸い小さな玉を作ります。
5
8.そして棒でのばし、
6
9.好きな具を入れてロールしていきます。
  ナイフなどで切り込みをいれてもOKです。
7
  **何も入れなくても、もちろんOKですが、
   よくウルダとよばれる少し塩辛い白いチーズを入れたり、
   ハムやプロセスチーズとピザソースなどを入れるとミニピザキフリができます!
   他にもジャムやヌッテラ(チョコレート風味のスプレッド)を入れて
   甘いキフリにしてもOKです。
  
10.全てロールし終えたら、タオルをかぶせ、また20分ねかせます。
11.最後にとき卵を塗り、ごまをふりかけ、バターをのせたらオーブンへ!
8
12.200℃のオーブンで約20分ほどで完成です!!

実は・・・出来上がりの写真を撮るのを忘れたので(笑)
出来上がりは作ってみてのお楽しみ☆
ということで、興味のある方はぜひ作ってみてください♡
やっぱり手作りって、できたてほやほやが頂けるのと、
出来上がるまでの過程を経ているので
おいしさが倍になりますね! 

3度目のお正月

明けましておめでとうございます。
このブログを始めて3度目のお正月を迎えました。
今年こそ、ブログの更新をもっとまめにするぞ!と
新年早々張り切っておりますが、
例年のように三日坊主にならないように頑張ります(*´ェ`*)

ところで、昨年2013年を振り返りますと・・・
母になって初めての1年。
子育てに奮闘する毎日で、子供の成長を日々感じることができ、
それはそれは幸せと喜びがいっぱいの1年でした。
でもその一方で、子供の生後7ヶ月の時にマケドニアへ移り、
生活環境ががらりと変わりました。
マケドニアへ移ってからも、スコピエとスツルガを行ったり来たり。
その時々に応じて生活環境のベストな場所へ移動したのですが、
いったん移動すると、1~2カ月はその場へ滞在します。
子供の椅子やおもちゃなど、かさ張る物も多く、
一度の移動はいつもプチ引っ越しのようなもの。
移動の度に荷造り、荷ほどき、
落ち着けない日々の中、心も不安定になることが多くありました。

生活習慣や考え方の違いになかなか順応できないこともあり、
気持ちが塞ぎ込んでしまったり、
ダーリンとの喧嘩も絶えませんでした。
でも、その度に私ときちんと向き合い、話し合い、
問題解決の糸口を共に探そうとしてくれるダーリンには
本当に感謝なのでした。

今年はもう少しマケドニア語も覚え、生活パターンにも慣れ、
どんなことがあっても冷静に対応していければと思うのですが、
まずは健康第一に!
月並みではありますが、元気に明るく過ごすこと、
これが日々の目標です。

20140101_175106

息子のバースデーパーティー

先日、12月13日は私たちのベビっ子の1歳になる誕生日。
マケドニアでは、お誕生日(特に子供の)は、たくさんの人をよんで
盛大にお祝いするようで、誕生日の数カ月前から
この日をどのようにお祝いしようか、というのが何かと話題。

と言っても、マケドニアで子供の誕生日会なるものに
参加をしたことがない私は、全てダーリンとお義母さんに頼りきり。
こちらでは、パーティー等で家におよばれした場合、
土足で上がることが常識。
せっかく来てくれた人にわざわざ靴を脱いでもらうのは
少々失礼になるようです。
”はいはい”をする子供のいる家では、
後の片付けや、掃除が大変!ということで、
”家で”、というのは即却下。
色々悩んだ末、ダーリンの友達(先輩パパ)の意見等を参考に、
ドリームランドというところでパーティーをすることにしました。

パーティーには子供のいる友達家族を中心にご招待する予定で、
子供たちが楽しめる、というのが今回最大のテーマ。
この会場には子供たちが遊べるようなおもちゃがおいてあったり、
ちょっとした遊具があります。
2013-12-13 180623

ドリンクやお皿等は会場側が提供してくれますが、
食べ物は主催者が持参する、というシステム。
マケドニアのパーティーではお馴染のキフリという小さなパンや
ハム、チーズ、サラダなどを用意して会場へ持って行きました。
2013-12-13 180631

時間になるとぞくぞくとお友達がやってきて、
子供たちはそれぞれ好きなように遊び、
2013-12-13 182852大人たちは軽食をとりながらおしゃべり。
2013-12-13 182904怪獣の着ぐるみが現れて、皆でダンス!
2013-12-13 183727

ケーキももちろん持参なのですが、マケドニアのバースデーケーキは
形やデコレーションも色々!
好きなようにオーダーメイドできるんです。
どんなケーキにしてあげようか、と色々悩んだ結果・・・
2013-12-13 185103こんな感じになりました(●´ω`●)

皆でバースデーソングを歌い、
ろうそくはお友達が張り切って吹いてくれました(笑)
2013-12-13 184826

1歳の記念に、初めての手形にも挑戦!
2013-12-13 191441

会場のスタッフの方がその場を仕切り、盛り上げてくれたりと、
無事にパーティーは終了したのでした。

母になって1年。
住む場所も日本からマケドニアへ移ったり、と
忙しい日々に、心が折れそうになることもありました。
でも、どんなに疲れていても、どんなに苦しい時も、
夜ベビっ子が寝静まった後、その安らかな寝顔を見ると
いつも心が救われたのです。
これからも私はこの子にたくさん助けてもらうんだろうな、と思うと同時に、
育つ環境が少し複雑な分、私達がきちんとこの子を支えてあげないと!
と新たに決意をするのでした。

日本とマケドニアの良いところをいっぱい、いっぱい吸収して、
元気に育ってくれるといいな、という思いを込めて、
お誕生日おめでとう!!!
2013-12-13 191556

マーケットデイ

マケドニアで生活する上で嬉しいことと言えば、
野菜やフルーツがとっても安くで買えること。
基本的に、日本と比べると物価が安いようですが、
特に食べ物はほぼ毎日買うということもあり
安いな~と実感することが多いです。
スーパー等でも野菜や果物は安いですが
マーケットに行くともっと安くで色々な物を買うことができます。
また、マケドニアではそれぞれの市や町ごとに
”マーケットデイ”といって
たくさんの人が野菜や果物を売りに来る日があるようで、
ダーリンの故郷スツルガでは土曜日がそのマーケットデイ。
土曜日になると遠くからも買い物に来る人で町は人と車だらけ。
朝からとても賑わいます。

20130810_120819

私たちもある土曜日のマーケットデイに、果物を買いに出かけてみました。
20130810_121129

こちら、私の大好きな白ブドウ。1kg=30デナリ なり。
1マケドニアンデナル(MKD)=2円ほどなので、なんと1kg60円!
20130810_122430

こちらも私の大好物、黄桃は6個で50MKD。100円です・・・!
20130810_122411

プラム 1kg=20MKD、40円(*゚Д゚*)…
20130810_122339

こちらは今回一番高いお買い物。
ブラックベリー 1バスケット=100MKD、それでも200円
しかも、パプリカのおまけまでつけてくれました(*´v`*)
20130810_122451

これだけ買って、全部で400円ほど!
20130810_122515

マーケットではきちんと値段が決まってないので、
その時々で値段は多少上下しますが、
売る人によっては少しまけてくれたり、
おまけをつけてくれたりと、人情を感じます。
問題は、いつも買いすぎてしまって、
持って帰るのが大変なことです(*´艸`*)
どのフルーツもおいしく甘味があり、大満足です!

マケドニアの紙おむつ事情

子育ての必需品といえば、紙おむつ!
出かける際の準備には、どこでどれくらい滞在するか、で
おむつを何枚くらい持っていけばいいかをまず考えて・・・
これ、かなり重要ですよね☆
昔は布おむつで洗濯が大変だった、なんて聞くこともありますが、
私は紙おむつなしの生活なんて考えられません(>ω<。)!

でも紙おむつって種類がいくつもあって、どれにするかで色々迷いますよね。
日本では試供品なんかでもらって試してみたり、
スーパーの特売で安くなっている物を試したり・・・と
色々試した結果、私は主にムーニー派。
他の物に比べ肌触りがさらさらで柔らかいように思えたからです。
少し他より分厚くて、かさが高くなるのですが、
おむつやパッケージの”くまのプーさん”のデザインが可愛くて、
ついついこちらに手が伸びてしまいます。
こういうのにめっぽう弱いんですよね、私って。

ところで、
マケドニアの紙おむつ事情ですが、なんだか日本よりも種類が多い気が・・・
日本では雑誌やCM、ママ友の情報等もあり、色々と参考にしながら選んでいましたが、
こちらではそういった情報がないので、更にどれにしようか迷ってしまいます。
とにかく試してみるしか!という感じ。
お店や薬局にいくと、お試し用みたいな小さめのパックが売っているので、
何種類か買って試したりしました。
日本でもお馴染パンパースも売っていますが、
同じパンパースでも、種類がいくつもあり・・・

緑のパッケージ(active baby)元気な赤ちゃん用~(≧∀≦*)ノ
20130910_182319オレンジのパッケージ(Sleep&Play)常時OK!ってことかしら?
20130917_133517白のパッケージ(premium care)プ、プレミアム~!肌に優しそう(*´艸`*)
20130909_235603それに、サイズもそのパッケージによってまちまち、という感じです。

色々試した結果たどり着いたのが、こちらの紙おむつ。
パフィーズ?のファッションコレクション☆☆
20130902_121338

全部で14種類のデザインがあるようで、1パックにつき2種類の
デザインのおむつが入っています。
20130902_121310
外からではどの柄のおむつが入っているかは分からないので、
どれが入ってるかは開けてみてのお楽しみ。
20130902_121118前と後ろでちゃんとデザインも違います!
20130902_121249おむつなんて見せて歩くわけでもないのに、と思うのですが
ついつい別のデザインも見てみたいな~という衝動にかられてしまうんですよね(●´ω`●)ゞ
でも、今のところ肌トラブルもないし、もうしばらく続けてみようかな~と思ってます♪

余談ですが・・・
日本の紙おむつは、私が試したものは全部真ん中に黄色いラインが入っていて、
赤ちゃんがおしっこをすると青色に変わるようになっていたのですが、
そういった機能がついた物はないみたいです☝
また日本では赤ちゃんがはいはいを始めた頃から”はかせるおむつ”
に移行するママも多いようですが、
今の所そういったパンツ型おむつをマケドニアでは見たことがありません。
うちの子は本当によく動くベビちゃんで、寝かされるのが大嫌い。
はいはいできるようになった今、おむつ替えがとっても大変。
ちっともじっとしてくれなくて、寝かせた途端にくるりんと寝返って
はいはいで逃げて行ってしまいます。
はかせるおむつを試したことがないので、どんな感じか分かりませんが、
今度日本へ帰ったら、ぜひ試してみたいな~と思ってますヾ(*´∀`*)ノ

夏のスツルガ

マケドニアで過ごす夏は今回が初めての私。
前述の通り、私たちはダーリンの故郷スツルガで生活しています。
20130807_181643

スツルガにあるオフリド湖で泳ぐのを私はとっても楽しみにしていました。
この道を渡れば、オフリド湖のビーチへと続きます!
20130807_181108
午前10時から午後5時頃までのスツルガはとっても暑く、日照りもきついため、
泳ぐなら、人が少なく水が澄んできれいな朝7時~10時がベスト!
朝起きて、体力と気力、時間さえあれば、化粧もせずに
日焼け止めだけぱっぱとぬって、水着を着て、ワンピースなんかをぱっとはおって、
タオルを持ってビーチに出かけます。
朝、まだ人の少ないビーチで、アイスコーヒーを飲みながら朝ごはんを食べて、
ちょっとだけ湖で泳ぐのがお気に入りの日課です☝

朝早くに行くと、白鳥もこんなに近くまでやってきます。
20130808_092439

ビーチに来れば、誰かがごはんをくれるのをちゃんと知っているんですね(*´∀`)
20130808_092235

10時を過ぎた頃にはビーチは連日たくさんの人で賑わいます。
20130803_122207

パラグライダーも気持ちよさそう!
20130807_182452

一見穏やかなこの場所から、湖は川へと続きます。
20130807_181824

急に流れが早くなるのですが、ここで泳ぐ人もたくさん!
20130807_182034

そして、橋から川へ飛び込むのもスツルガっ子のお約束。
20130807_182050

この川は、まるで自然の流れるプールのようです。
20130807_184156

川沿いのレストランで食事をするのも気持ちがいいものです。
ただし、オーダーしてから料理が運ばれてくるまで時間がかかるのが
今の私たちにはちょっと痛いのが本音・・・
最初はおとなしくベビーカーに座っていたベビっ子も、
食事をする頃にはもうがまんできなくて、ぎゃーぎゃー。
誰かがベビっ子を抱っこしながら食事をして、
誰かが急いで食事を終わらせ、抱っこ交代って感じです(´_`。)
20130807_183747

そんなベビっ子はというと、残念ながら、0歳児にオフリド湖の水は冷たすぎるとのこと。
湖にはあんよだけ、ちょん、とつけるくらいです。
その代わり、お家のバルコニーで小さなプール(てか子供用のボート(笑))に
ぬるま湯を入れて水遊びを楽しんでます♪
20130808_132652

新たな土地で、新たな生活。
日々大変なこともありますが、スツルガの夏、
まだまだ楽しんでいきたいと思います!

イリンデンデーとベビーのお祝い

マケドニアに来て早一ヶ月。
到着して以来、毎日のようにダーリンの友人に出会ったり、
ベビーのお祝いに来てくれる方があったり、
一ヶ月も経たないうちに、ブルガリアへ二泊三日のプチバカンスへ出かけたり、
と忙しい日々を送ってきました。

ダーリンの普段の生活拠点は首都スコピエ市ですが、
夏は暑すぎて過ごしにくいとのこと。
マケドニアに移ったら、夏の間は湖のある故郷スツルガで過ごす、
というのがダーリンの計画でした。
そのため私たちは、7月中はスコピエ市で過ごしましたが、
8月からはスツルガに移って、ダーリンのお母さんと共に生活をしています。
昼間は首都と変わらずの猛暑。
山間部で標高も高いため、気をつけないと
あっという間に真っ黒になってしまうほどですが、
朝夕はとっても涼しく過ごしやすく、ほっとしています。
それに、何よりもダーリンの家から歩いて5~6分のところに湖があり、
自然豊かで、子供と過ごすにはうってつけの場所なのです。
20130806_163159

さて、前置きが長くなりましたが、今日のテーマはイリンデンデーとベビーのお祝い。
マケドニアでは自分の名前にちなんだ聖人の記念日を、
ネームデーといい、誕生日よろしくお祝いをします。
8月2日は聖イリヤ(エリヤ)の記念日で、私のダーリンのネームデー。
また、1903年マケドニアでは、トルコに対する大規模な独立運動が
ちょうどこの日に勃発したので、その革命はイリンデン蜂起というそうです。
聖人と、革命のどちらも祝してこの日はイリンデンデーとよばれ国民の祝日になっています。

そんなネームデーに何をするかというと、
親戚や友人を家にお招きし、軽食を共にしながら皆でおしゃべりをする、
って感じでしょうか。
キフリという小さなパンや、オリーブ、チーズ、チョコレート等がテーブルに並びます。
ネームデーをお祝いにくるゲストの皆さんは、別の”イリヤ”さん宅へもお祝いに回るので、
それほど長居はせず帰って行くのが通例だそうです。
そしてだいたい夕方ころから出かけるのが普通なのだとか・・・

こちらはダーリンのいとこ一家とのランチの様子↓
(今年のイリンデンデーは金曜日なのでお魚のランチです)
DSC_0137

このネームデーに、誕生からだいぶたってしまいましたが、
私たちのベビっ子も皆さんにお披露目できるということで
故郷でこの日を過ごすことをとても楽しみにしていた様子のダーリン。
私たちの結婚式にも来て下さった、見覚えある方々がぞくぞくとお祝いに来てくれます。
皆さんお洋服やおもちゃ、ブランケットなどベビーへのプレゼントを持ってきて下さいます。
DSC_0203

この日は朝からもちらほらと来客があり、常にどなたかいらっしゃる感じだったのですが、
例に漏れず、本格的にお客さんが来始めたのは、なんと夕方8時を過ぎたころ。
ベビっ子はだんだん眠気がピークに達し、超ご機嫌斜め。
ベビーのお祝いに来てくれたにも関わらず、構わず寝かしてあげてねーという感じ。
10時、11時を過ぎても玄関のベルが鳴り止まず、最後のお客様は12時前。
ベビっ子はとっくに夢の中なのでした。

チョコレートもたくさんいただきました♪
DSC_0201

ところで今日の私はというと、お客様がいらっしゃっても、
何をしていいのか分からず、右往左往。
一緒に座ってリラックスしてていいわよ、と言われるものの何だか落ち着かず。
とりあえず笑顔で挨拶を交わし、その後はベビーのお世話をして・・・るふり?www
なんかでその場をやり過ごし、忙しい一日が終ったのでした。(´エ`;)ホッ
それにしても、こちらの人はこうして集まるのが本当に好きなようですね。
記念日やお祝い事には必ずたくさんの人が集まり、お互いの近況を報告したり、
情報を交換したり、人と人との絆が深いんだな~と思います。
私も言葉が理解できればこのようなパーティーをもっと楽しめるだろうな~。

もう一つ心に残ったイリンデンデーの思い出はというと、
ダーリンのいとこ一家とランチの時のこと。
ダイニングから見えるバルコニーに白い鳩がやってきて、じーっとその場を動こうとしません。
すると、誰が言い出したのが分かりませんが、
ダーリンの亡きお父さんが、ダーリンのネームデーと帰省、そして
ベビっ子のお祝いに来たんじゃないかって。
今までこのバルコニーに鳩がいるところを一度も見たことがなく、
ちょうど皆でランチを食べ始めた頃にやってくるなんて、何とも不思議。
妙に納得してしまい、本当にお父さんが私たちを見守ってくれているような
心温まる思いがしたのでした。
DSC_0152