子供の洗礼式の続きの前に、ちょっとタイムリーなお話を。
先日の土曜日に今年スツルガにオープンしたアクアパークに行ってきました!
昨年より工事が始まったのですが、自宅から車で15分くらいのところで、
”できたら絶対行ってみよーね♪♪”なんて言ってて
シーズン中の8月はとにかく毎日何だかんだと忙しくて、なかなか時間ができず、
”今日行かなかったら、もう今年は行けないよー!!”と、
シーズンも終わりかけの中、ようやく重い腰を上げて行って参りました!
さすがにできたばかり、とても綺麗で、色んな種類の滑り台があり、
子供用プールや子供用滑り台など、ファミリーでも楽しめるよう
内容はとても充実していました。
お値段は1人600デナル(1200円ほど)。
3歳以下は無料です。
でもでも、ここはマケドニア。
日本では絶対あり得ないような不思議なことがいくつかあったのです(笑)
まず、入ってすぐのところに更衣室があるのですが、中はガラガラ。
誰も使っている様子はなく、日本のプールに行くと必ず置いてあるような、
椅子等も一切置いていません。
そしてびっくりなのが、ロッカーに一つも鍵がないのです!!!
”んんっ??!なーぜー??”
聞けば、最初は鍵がついていたそうなのですが、何度も壊されたので、
鍵をつけないことにしたんだとか・・・・
あ、ありえん・・・(゜ロ゜)
ということで貴重品は徹底自己管理。
入っていきなりのマケドニアらしさに苦笑い。
それでも気を取り直し、子供も大興奮で楽しんでいたのですが、
次にびっくりしたことは・・・
プールの真ん中にそびえ立つ巨大滑り台でのこと。
そこでは大きな浮き輪の上に乗って滑るようになっているのですが、
その浮き輪を管理している人がいないのです。
もちろんそれはパークの物。
でも、いったんその浮き輪をゲットした人は、あたかも自分の所有物かのように、
自分で持ち歩き、次に滑りたい人に貸してくれないのです。
どうしてもその巨大滑り台で遊びたいダーリンは、
ぽいっと置いてある浮き輪があればそれを確保しに行くのですが、
必ずどこからが、”その浮き輪私のなんだけど!”
と取り返しにやってくる人がいて、
”だってそこに置きっぱなしにしてあった!!”
とダーリンも反撃するのですが、最終的には渋々元の持ち主に返していました(笑)
そんなことで、なかなか巨大滑り台で遊ぶことができません。
他の人も、滑り終わった人が流れ着く先のプールで
浮き輪をもらおうと待ち構えるのですが、
滑ってきた人は、”ノーノー!もう一回滑ってくるから貸さないよ!”
とその浮き輪を持ってどこかへ行ってしまうのです。
あ、ありえん・・・( ∀ )!!パート2~!
そうして、ようやくダーリンにも浮き輪を貸してくれる人が現れ、
子供のような満面の笑みで滑り台に行っちゃいました。
私は子供と一緒に、ダーリンが滑った後に流れ着く先のプールで待っていたのですが、
ダーリンはかなり楽しかった様子。
他の人が浮き輪をかしてくれ!と頼んできたのですが、今まで散々待たされた彼、
”もう一回滑ってくるから!”
と彼もまた浮き輪をもって滑り台へ行ってしまったのでした(笑)
そしてそしてもう一つ。それはパーク内のレストランでのこと。
パークにはレストランが一つだけあるのですが、渡されたメニューに記載してあるものが
ほとんどないんです(笑)
ここでは私たちの会話の一部始終をご紹介します(笑)
以下(私ダ)は私とダーリン、(店)は店員さん、ということで。
(ダ) : ハンバーガー二つと、ミックスサラダを。
(店) : ミックスサラダはないんだ
(ダ) : じゃあこのサラダは?(メニューにのってある別のサラダ)
(店) : 今サラダは全部ないんだ
(私ダ): ・・・
(店) : 飲み物は?
(私) : オレンジジュース
(店) : ファンタしかないよ
(私) : ・・・
あ、じゃあネスティ(甘い紅茶のドリンク)のピーチで。
(店) : OK!
(ダ) : じゃあ僕はネスティのレモンで。
(店) : ネスティレモンはないんだ
(ダ) : ・・・
と私たちの会話はずっとこんな感じ(笑)
マケドニアでは普通のレストランでもメニューには載っているけど、
”これ今ないのよ”、なんてことは日常茶飯事。
シーズンも終わりかけなので、仕方ないっちゃ仕方ないのですが・・・
もう笑うしかありません。
でもそんなに期待していなかったのですが、ハンバーガーのテイストは
びっくりするほど美味しかったのです!
これは本当にびっくり。
いつもはあまりハンバーガーを食べない息子もパクパク食べちゃいました。
こうして色々とマケドニアらしさ満載のパークだったけど、
この夏はなかなか遊びに行く時間ができなかったので、
久々に仕事のことも忘れて思いっきり楽しむことができて、
とっても大満足の土曜日でした!!!