私たちの子供は1歳10か月となり、早いもので
もうすぐ2歳になります。
そんなちびっ子が1歳になり、あんよが上手にできるようになった頃から
天気の良い日はほぼ毎日あちこちの公園に連れて行っているのですが、
日本の公園とはちょっと違うな~と思うことが色々あります。
これはいいな!とか、ここは何とかならないかな・・・など
日々公園で感じることについて少しお話したいと思います。
マケドニアの公園、と言っても、私たちの住む
スコピエ市内の公園の話になってしまうのですが、
市内にはちょっとした遊具のおいてある小さな公園が
いくつもあります。
歩いて5分以内のところから、15分くらいの距離にもいくつかあるので、
その日の気分や、その後の買い物の都合、子供の体調等によって
行く公園を決めて、色々な公園を回っています。
公園にはたいてい滑り台、シーソー、ブランコがおいてあります。
そして、その滑り台がどこの公園のものも
日本のものに比べて背が高いのです!
前回どこかでご紹介したとおり、私は日本でもおチビな身長150㎝。
子供が滑り台の上まで登ってしまうと、
一所懸命腕を伸ばしてやっと子供の足が支えられるという感じです。
傾きも結構急だったりするので、滑った時に勢いがあれば
止まりきれずに地面に落ちて尻もちをついてしまいます。
ダーリンと一緒であれば1人が上で支えて、
1人は下で子供が下りてくるのを待っていればいいのですが、
平日は私と子供の2人で公園に行くことがほとんどです。
やんちゃな子供で、まだ何が危険かも良く分かっていないので、
無茶な行動をすることもあり、いつもとってもひやひやしてます。
とは言ってもそんなこちらの心配はよそに
危なっかしいけれど1人で滑り台を上って降りてきてしまうので、
少しくらい危険でも逆に身体能力が鍛えられるのかも...なんて
考えてしまう今日この頃です(笑)
困るなーと思うことと言えば、
遊具が壊れていることが多いことです。
こちらの滑り台↓も、滑る直前の所に大きな穴が空いていて、
子供がスポンと落ちそうになったことがありました。
ここは次に訪れた時にはちゃんと直してありましたが、
いつ行っても壊れたままのところもあります。
シーソーの乗るところがなくなりくぎがむき出しになっていたり、
壊れたブランコがあったり。
そしてもう一つ残念なことが、タバコの吸い殻です。
子供の遊ぶ公園にも関わらず、
どこの公園に行っても必ずタバコの吸い殻が落ちています。
それも、たくさん(lll-ω-)
タバコを吸いながら子供を見ている人も多く、
子供たちはなんでも拾って、口に入れたりしてしまうので、
タバコだけは何とかならないかな~と思ってしまいます。
とは言ってもこうした公園がたくさんあることは
子育て中の者にとっては嬉しいものです。
日本では子供が遊具で怪我をしたというニュースを
よく耳にするのですが、
そのようなニュースの度に公園から遊具がなくなっているように思います。
私の実家のすぐ近くの公園からもいくつかの遊具が消えてしまっており、
昔はあれでよく遊んだのにな~と少し残念に思います。
遊具に問題がある場合もあるかとは思うのですが、
子供たちが本来と違う使い方をして怪我をする、というケースもあり、
危険だから、誰かが怪我をしたから、全て撤去してしまおう、
というのは少し違うのでは、と思ってしまうのです。
今年の8月に日本に帰省したのですが、夏休み中にも関わらず、
公園から子供の声がすることがほとんどありませんでした。
私が子供の頃であれば、朝から公園にラジオ体操に行って、
終わったら友達と公園で遊んで帰る、ということも多く、
”公園でよく遊んだ”という思い出があるのですが、
公園で遊ぶ子供たちはどこへ行ってしまったのだろう、
と少し寂しくなりました。
その点、マケドニアでは平日でも、
公園ではたくさんの子供たちが遊んでいます。
朝はおばあちゃんやおじいちゃんに連れられた小さな
子供が多く、夕方には小学校から帰ってきた
少し大きな子供たち、という感じでしょうか。
たくさんの子供が楽しそうに遊んでいる姿を見ると、
少し安心します。