2012年1月20日、ダーリンの29回目の誕生日に、私たちはマケドニアにて入籍しました!
パチパチパチ :)))
マケドニアでの入籍は、日本のように婚姻届を役所に提出するだけではなく、
マリッジホールと呼ばれる登録所で、親戚や友人も呼んで盛大に行われ、
皆の前で結婚を誓います。
最後に署名をして完了!
多くの人は結婚式と同日に入籍するそうで、まず教会で式を挙げ、
マリッジホールで入籍し、パーティーという流れが一般的なようです。
私たちは国際結婚ということもあり、手続きが複雑なので、入籍と結婚式は別々の日に。
でも、登録に来て下さった方と簡単なパーティーを♪♪
無事に入籍でき一安心ですが、ここまでたどり着くのもなかなか大変。
結婚が決まってから、入籍まで約5ヶ月を費やしました。
そこで、今後マケドニア人と結婚を!という人のためにも(*´∇`*)
私たちの結婚までの道のりを簡単に?ご説明~。
まず、国際結婚(日本人+外国人の場合)には2通りの方法があり、
1.日本の法律に基づき、婚姻届を日本の役所に初めて提出する方法(日本方式)
2.外国の法律に基づき婚姻し、結婚証明書を日本の役所に提出する方法(外国方式)
のどちらにするかを選択する必要があります。
当時私たちは、日本とマケドニアでの遠距離中。
その時の状況から、上記1.で入籍の準備を進めました。
まずダーリンにマケドニアにて必要書類を集め、日本に送ってもらい、
全ての書類の日本語訳を私が作成(日本語訳は誰でもOK)。
いざ、区役所に書類を持っていくと。。。
問題点1.) 婚姻用件具備証明書にダーリンの性別が記載されていない!
近年性転換する人の数が増え、出生時との性が異なる人がいるため、
今現在の性別を明確にする必要があるのだとか。
問題点2.) 重婚(一夫多妻等)の有無が証明できない
日本では重婚が認められていないため、マケドニアでも重婚が
認められていないことを証明しなければいけない。
なんと、日本にはマケドニア大使館がなく、マケドニアとの国交がないために
なかなか情報が収集できない!ということを知って愕然。。。
また、東京都練馬区役所にて、過去にマケドニア人と結婚したカップルの例がないため、
練馬区では結婚が認められない、とのこと。 ( ̄Д ̄;) ガーン
この場合、とにかく必要書類(婚姻要件具備証明書等)を練馬区へ婚姻届と共に提出します。
そして区から法務局へ、「この結婚を認めても大丈夫?」と調査してもらうために
照会をかけるのです。
すると、今度は法務局から、結婚するカップルに対し面接等が求められ、
本当に結婚する意志があるかどうか等聞かれるのだとか。
この法務局での調査には約3ヶ月はかかるそうで、法務局でも認可が下りない場合は、
法務局から外務省へ照会がかけられるそうです。
そして、外務省での調査には少なくとも約1年はかかる、とか???
ということで、日本ではいつまでたっても結婚できそうにないので、
2.の外国方式で結婚することになったのでありました。
マケドニアで結婚するためには、私の戸籍謄本と、婚姻要件具備証明書をマケドニア語に
翻訳しなければいけないのですが、それさえクリアできれば、その他の審査等はなく、
結婚を認めてもらえました!
あとは日本の役所に報告して、両国での結婚が成立です!
すぐに認められるといいのですが。。。(@^з^@)